1970年代、ツーリングカー選手権で大活躍を演じたBMW。その当時の興奮と熱気を現在に蘇らせるべく、BMWデザインチームがビジョン グランツーリスモのために生み出したのが、このモダンなロードレーサーだ。
完璧なプロポーションと艶やかなシルエットは、静止状態にあってもスピードを感じさせるような躍動感に満ちている。
フロントとリアのスポイラーはその空力制御により適切なダウンフォースを生み出し、抵抗を低減するだけにとどまらず、カーボンファイバー製にすることで全
体の軽量化にも貢献している。
ボディ全体を彩るBMW Mのカラーリングは、クルマのエアロダイナミクスを強調し、さらにBMWモータースポーツとしての誇りや栄光を表現している。
搭載されたテクノロジーにも一切の妥協はない。Mツインパワーターボの技術が注ぎ込まれたパワフルな3L直6エンジンは、404
kW(549PS)/6,200~7,300rpmという圧倒的なパワーを発生するいっぽう、わずか1,900rpmで680
Nm(69kgfm)という分厚いピークトルクを生み出す。その怒涛の力をリアアクスルへと伝えるシーケンシャル6速トランスミッションは、ステアリング
コラムのシフトパドルで操作が可能だ。
これだけのパワートレインを備えてなお、BMW ビジョン
グランツーリスモはわずか1,180kgと劇的に軽く、しかも前後50:50という理想の重量配分を実現している。BMWのレースの血統と最新テクノロ
ジーが融合した鮮烈なビジョン グランツーリスモ。ドライビングの衝動を刺激する1台だ。
-From Gran Turismo.com-
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